東京から沖縄に移住した話の1回目は東京から沖縄に家族5人で移住するのにかかった費用や、引っ越しをしてみた後から分かったトータル移住費用をより抑える方法について書いてみたいと思います。
これから沖縄に移住しようと考えている方に参考になれば幸いです。

東京から沖縄への引越し費用は?
今回の引っ越しは引っ越しセンターTSUDAさんにお願いしました。電話やメールの返事が早く、沖縄や北海道など遠い場所へのコンテナ船便を伴う引越しに手慣れていて安心してお願いすることができました。
引っ越しにかかった費用については
- 東京都渋谷区から沖縄県那覇市への引っ越し
- 10フィートコンテナ(内寸:幅 292cm × 奥 229cm × 高 220cm)を1つ運ぶ
- 東京の家の荷物を搬出し、沖縄の家に荷物を搬入する(それぞれ3人の人手)
- ダイニングテーブル・洗濯機・冷蔵庫・セミダブルベッド2つを処分する
- その他の残置物も処分する
といった条件で2017年5月時点で40万円(税込)でした。
大手の引越し業者だと荷詰めなどの作業もやってくれたり、引っ越しをする際の道具が充実していたりと色々と楽な面も多いですが、初めての遠くの引っ越しでコストが読めなかったので安めに抑えることにしました。
5人家族で東京から沖縄に引っ越すには引越見積サイトや引越体験者のブログを調べると60万から70万円程度かかるようですが
・10フィートコンテナに収まるように荷物を減らす(10年使用していた冷蔵庫や洗濯機、ベッドを買い替えた他、ゴミ袋50袋分以上の荷物を処分しました)
・引越し予定日の60日前から引越業者を抑えておく(早めにコンテナを抑えてないとコンテナ船便のタイミングが合わずにトラックを抑える日程が増えコストが増える可能性があります)
・東京から沖縄などの離島に対応している大手ではないの引越し業者を選ぶ(ホームページがある程度信頼できそうなものであるか、電話やメールでのやり取りが丁寧であるか)
といったことを行って費用を抑えることができました。
インターネットを活用できる時代は便利で良いですね。
荷物が届くまでの日数は?
次に沖縄に着いてからかかった費用を書く前に東京の家からコンテナ船便がどれくらいで沖縄の家に到着するのかについて書きます。

今回の引越は東京から沖縄にコンテナを船で運ぶため
土曜日:東京の家での荷物の搬出
日曜日:フェリーが休みのためコンテナはトラックで保留
月曜日:コンテナをフェリーに搬入、東京を出港
木曜日:コンテナが沖縄・那覇港に到着
金曜日:午前中にコンテナが家に到着
という荷物が届くまでに6泊7日かかるスケジュールでした。
フェリーが休みでない場合でも最短で5泊6日必要ですので、それまでは新居に荷物がない状態ということになります。
また、台風などで海が荒れると日にちが長くなる可能性がありますので、荷物がスケジュール通りに着くとは限らないと思っておいたほうが良いでしょう。
荷物が到着するまでにかかる費用について
荷物がない期間は当然ですが新居にベッドがないため、ホテルに泊まるかベッドを購入するかになります。
今回の引越しでは東京と那覇のホテルで2泊した後の月曜日にベッドとソファベッドが届く段取りにしていたのでホテル代を4万円に抑えることができました。
ただし、沖縄で生活するために東京で処分した物を新たに購入するために
ベッドとソファベッド 約18万円
冷蔵庫と洗濯機 約30万円
ダイニングテーブルセット 約12万円
がかかっています。

移動のための飛行機代
当然ですが東京 → 那覇への片道の交通費がかかりますね。
家族5人で飛行機代と電車賃で9万円ほどかかりました。
移住のための下見準備費用
今回の引越においては沖縄に移住する前の2017年2月と4月に2回、家族5人で沖縄に準備に来ていました。
1回目はインターネットで目星をつけておいた物件をいくつか回って賃貸契約を行い、2回目は冷蔵庫や洗濯機、ベッド、ソファベッド、ダイニングテーブルセットなど生活最低限の家具や家電を手配しにいきました。
かかった費用は1回の4泊5日旅行で30万円、2回で60万円となります。
それぞれの滞在では旅行に行った日もあるので準備だけであれば2泊3日でも十分ですし、1回で賃貸契約と家具や家電の手配も可能ですのでもっと安くすることは可能です。

その他の費用
その他にかかった費用としては
・カーテンや食器などの生活道具 10万円
・近隣の方々への手土産のお菓子 1万円
がかかりました。
引越しにかかった費用の総額は?
これまでにかかった費用をまとめると
- 引越し費用 40万円
- ホテル代 4万円
- 処分した家具・家電の買い替え 60万円
- 東京から那覇までの交通費 9万円
- 引越し準備のための来沖費用 60万円
- カーテンや食器などの生活道具 10万円
- 近隣の方々への手土産のお菓子 1万円
と合計184万円となりました。
さすがに家族が5人だといろいろとかかりますね (^_^;)

沖縄移住にかかるトータル費用をさらに抑えるには?
沖縄への引っ越し費用としては
- 10フィートコンテナに収まるように荷物を減らす
- 引っ越し予定日の2ヶ月前には引越し業者を抑えておく
- 東京から沖縄などの離島に慣れている引越し業者を選ぶ
という方法でコストを抑えたとは先程書きましたが、2ヶ月前に急遽東京から沖縄へ引っ越すことが決まったため、バタバタしてしまい、その他のコストはあまり意識していませんでした。
引っ越しをした後で思ったことは
・購入したベッドを沖縄に到着する日に手配していればホテルに泊まる必要がなかった
・洗濯機や冷蔵庫は無理に新品を買って沖縄に運ぶ必要はなく、沖縄のリサイクルショップで買って、沖縄生活が落ちついてから買い替えた方が良かった
・家具を事前に注文しておけば、事前に沖縄へ来る回数も1回でも十分だった
ということで、もっと準備やリサーチをしておけば、トータルコストとして50万円以上抑えることができたのではないかということです。

以上、沖縄への移住にかかる費用は
- 引越し費用
- 下見旅行にかかる費用
- 購入する家具や電化製品の費用
- 引っ越す際の片道の交通費
- 食器やカーテンなどの生活道具の費用
- ホテル費用(引っ越ししてベッドがない期間)
のトータルで考えましょうというお話でした。
将来的に沖縄に移住を考えていらっしゃる方は、記事を参考に移住にかかりそうなトータル費用をイメージしていだければと思います。